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埋没重瞼(クイック法)、鼻・アゴヒアルロン酸注入

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症例写真
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手術内容 埋没重瞼(クイック法)、鼻・アゴヒアルロン酸注入
執刃医師 Dr.三苫

手術前 手術後

手術ポイント

メスを使わずに、どれだけかわれるか、という雑誌の取材のモニターさんでした。埋没方で二重の施術を行い(ただ、このかたは、まぶたが比較的厚く、半年ちょっとのころにラインが薄くなってきたものですから、後日小切開法でラインをきっちりつけなおしました)、ヒアルロン酸を鼻根部に注入して鼻筋を通し、あごをだしました。すっきりとした印象に仕上がっていると思います。ちなみに雑誌では、この術直後の状態でばっちりとお化粧をさせられ、撮影があったので、モニターさんは大変だったと思います。。。右目はやや腫れが強めに出ていますが、第三者からみてびっくりするほど腫れることはまれだと思います。ただ、美容外科を訪れる方は、美意識の高い方が多いので、やはりご自身では少々長い間微妙なラインが落ち着くまでは気になるようです。また、いかに綺麗になるかには、全体的なバランスが大切であるかを考えさせられる症例でもあるかと思います。

 ただ、鼻やあごのヒアルロン酸注入ですがヒアルロンさんは通常きちんと吸収されるとはいえ、何度も繰り返し続けていいものではありません。というのは、やはり長年の注射の影響で周囲の組織が瘢痕化して、硬くなったり、ヒアルロン産がまとまって組織に入ると人間の体はそれを排除するように皮膜をつくります。こうなると、なかなか吸収されないものです(最近はヒアルロン酸に関しては、分解酵素があるので純粋なヒアルロン酸を用いている限り、重篤な問題にはなりませんが)。頻度は少ないものの、それに感染がかぶったりすると大変なことになりますので、ヒアルロンさんによるプチ整形も異常をちょっとでも感じてきたらストップすべきでしょう。押すと痛い、なんだかしこりがふれる、というのは要注意です。もし、本当に気に入ったのであれば、しばらく待った上でヒアルロン産がほぼ吸収された上で、きちんとプロテーゼ挿入等の手術をお考えになることをお勧めします。非吸収性の物質の入った注入物を使用するのは、論外、と私自身は個人的に考えています。最近学会や論文でも、合併症が報告されるようになって来ました。これではシリコンジェルを注入していた時代に逆戻り、ということになりかねません。どうしても注入される方は担当医師ときちんと相談し、リスクをご承知のうえで行ってください(ちなみに当院では行っておりません)。

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