ボトックスでの顔のシワ治療など、女性の美容のお悩み解決なら

美容皮膚科部門　　－シワ－

お若い方で手術はちょっと、という方でも、もしくはある程度お年を召した方でも、表情さえ作らなければこのシワはできないのに、という動きジワの場合には、ボトックスというお注射がとても効果があり、効くと非常に綺麗です。これは動きなさいと神経が筋肉に命令する物質に非常によくにていて、筋肉の命令を受け取る場所（受容体といいます）を先回りして埋めてしまうため、どんなに神経が動きなさいといってみても、筋肉は動かなくなってしまうのです。これだとなんか永久的に動かないような気がするかも知れませんが、実際には人間の体のすべての細胞・分子は代謝され入れ替わっていきます。この関係でこのボトックスと受容体の複合体も代謝・排出されいくため、三ヶ月から半年で残念ながら効果はきれていってしまいます。（ただ、面白いのですがターゲットになる筋肉が徐々にやせていき、力がなくなっていく為なのか、臨床的には注射の間隔はだんだんあいていくようです。）お薬自体は分子量も小さくアレルギーの頻度も非常に低いのですが、使用量をきちんと守れば、逆にアレルギー以外の副作用の頻度は非常にまれなようです。

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　このボトックスの適応となるシワは、眉間のたてジワ、目尻のいわゆるカラスの爪あと、表情が極端に変わるのでこれは相談に応じてですが鼻根部の横ジワ、顎の梅干状の筋の緊張によるでこぼこ、額などです。ただ、額については、眼をあける筋肉がしっかりしていないと眉を挙げる筋肉が止まってしまいますので眼が開きにくくなって物を見るのにちょっと大変な事がありますから、これは是非診察の上適応を決めさせてください。 三日から一週間で筋肉が動かなくなり始め、二週間ぐらいで効果がピークに達します。この際効果がちょっと物足り負ければ、来院していただいて追加の注射を行っています（再診療のみかかります）。 　　よくお問い合わせがあるのは、表情が変わるのでおかしな顔にならないかとか、本当にすぐ日常生活に戻れるのかと言ったことなのですが、確かに厳密に言えば表情は変化します。ただ、眉間に関して言えば、眉のあいだの緊張が緩むと笑っても優しい表情になりますので、この点でボトックス治療後の表情が気に入らない方はまずいらっしゃらないです（逆に起こってもこわくならなかもしれませんね。。）。

　 また、目尻についても眼を閉じる筋肉は眼輪筋といって回りを取り囲んでいるので、この一部を緩ませるものですから、機能上は全く問題ありませんし（シャンプーしても眼が痛いなんて事はありません）逆に、一部の緊張がとれて、表情をつくらなくとも目が微妙に大きく見える効果もあり、このため若い印象を与えます。もちろん笑った表情も目尻のみ動きが鈍いので変化はありますが、他人からみて不自然という事はなく、なんか若くなったな、と言う程度でしょう。ただ、鼻根部の横シワについては、笑って出るものであれば効果はあるのですが、これは確かに特にうった初期には表情がわざとらしいので事前に相談が必要です。また、額については、前述の様に適応が大切なのと、初回はまず控えめにうつ事、人間らしい表情を保つ為に、眉尻をあげる筋肉の動きはある程度残してやる事などに気を使って施術をおこない、よろこばれています。能面のようなかおになっても困りますものね。また、注射のハリ後が一日ぐらい紅いかも知れませんが、お化粧はかまいませんし、すぐに消えます。また、細いハリで注入しますが、細い血管を傷つけて微妙な青たんが出る事が在りますが、1-2週間で必ず消えていきますので、心配はいりません。このボトックスでも消えない深いしわ（浅くはなりますが）やボトックスの治療の適応のないシワ、凹みにはヒアルロン酸を用いて凹みを埋めていきます。

　これについては当院ではアレルギーが少なくテストが不要という事でヒアルロン酸を用いて治療していきます。半年取り起きますのでなくなるまでどこでも追加の注射は可能です。いやゆる法令線、額でボトックスの適応のない方、などが一番言い適応です。口唇周囲のシワにも効果があります。ただ、これは皮内にうっていく為ちょっと痛みを伴いますので麻酔のﾃｰﾌﾟを一時間ほどはり充分待ってからの施術を通常行っています（痛みに強いかたで短時間でお帰りになりたい方は申し出てください。直接注射します）。注射部の赤みは数日残りますが、お化粧はかまいませんし、お化粧をされれば他の人にはわからないでしょう。これは皮内注射ですので青たんは実は殆ど出来ませんが、万が一ちょっと青アザがでても前述の様に心配はいりません。特に眼周りは青たんがでる可能性も少し高くなります。また、目元の小じわには丁寧に埋めていく方法と、いわゆる眼袋を作ってやってボリュームを出し、小じわにめだたなく、若い印象を作ってよろこばれたりする事もおおいので、ヒアルロン酸が余っていれば相談してみてください。

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