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プチ整形

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治療内容


プチ整形

近年、流行っていますね。定義は難しいですが、当院では患者さんの肉体的もしくは社会的な負担が少なく、治療結果が気にいらなかったとしても、基本的にはリバーシブルな施術の総称ととらえ、以下のような方法を取り扱っています。

埋没法による二重瞼形成(ふたえにする手術)

皮膚と瞼板(ケンバン)という上まぶたにある硬い組織に糸をかけることをきっかけに癒着をつくり、二重(ふたえ)を作るというものです。

【手術方法】

 
手術前
手術後
ふたえのラインの綺麗にでるポイントを決めて、糸をかけていきます。用いる糸はナイロン糸で7-0という髪の毛よりもずっと細いものです。術後の腫れも少なく金銭的、社会的な負担も少ない簡便な方法です。もちろん、カウンセリングの後すぐの施術も可能です。


術後の経過

れも少なく、抜糸の必要もなく、いわゆるダウンタイムの少ない簡便な方法ですが、いくつかの注意点があります。
ます、コンタクトレンズ装用やアイラインは数日控えていただきます。洗顔やファンデーション、アイシャドーなどのお化粧は翌日より可能です。
ときどき、1週間ぐらいあざみたいな内出血斑が残ることがあります。アイシャドーなどで隠して頂ければ日常生活やお仕事に差し支えはないでしょう。数日から1週間でほぼ落ち着きますが、完全にラインが定着し腫れが引くのには1ヵ月以上かかります。
全く腫れないというわけではありませんが、翌日から日常生活に戻る方がほとんどで、腫れの程度は、「昨日泣いたの?」っていう程度のことが多いです。

注意点

埋没法は非常に負担の少ない方法ですが、何度も繰り返していいものではありません。慣れた医師がしているにもかかわらず何度ももとに戻ってしまうのは、埋没法の適応がないためと考えられます。しかし、一度は希望のラインがつきますので、ラインの確認が出来るという意味はあります。
当院では、以前に一度も二重の手術を受けたことのない若い方に対しては、多少無理があっても、第一選択の手術としておこなっていますが、埋没法で二回ダメだった人は、切開法の適応です。
一方、埋没法で充分な方の場合には、埋没法による二重瞼の形成手術は永久的なものです。つまり、万が一ラインが気に入らない場合や、元に戻したい場合には、最低でも1ヵ月以内に来院してください。これ以上時間が経ってしますと抜糸しても、二重のラインが取れなかったり、不自然なラインが一部残ってしまったりします。埋没法術後の抜糸には料金がかかります。

ヒアルロン酸注入によって鼻を高くしたりあごを出したりする

鼻を高くしたり、あごをちょっと前に出してみると意外と顔の輪郭がひきしまり、印象が変わります。より、横顔美人になるでしょう。しかし、「手術はちょっと、そこまでの勇気はない!」という方に対しては、、ヒアルロン酸を鼻やあごに注入する方法がおすすめです。ちまたでいう“プチ整形”です。この方法は簡単です。あごや鼻の高くしたい部分に注射するだけです。もちろん、ヒアルロン酸ですので、3ヵ月~半年ぐらいで吸収されてなくなってしまいますが、手術する気にはなれない方や結婚式や何か大事なイベントの時にスポットで、という方には良い方法です。
この方法にはもう一つシミュレーションとしての意味があります。鼻やあごの手術の場合、もし術後気に入らないときにはもう一度手術をして、挿入したシリコンや軟骨などを取り出すことになります。ヒアルロン酸注入によってどんな顔になるのかみてから、手術をすればこのような不安は解消されるでしょう。まずは試してみられるとよいでしょう。
※当院では、吸収されない異物を取り出しにくい状態で体内に注入するのは、しこりになったりアレルギーの原因になったりする可能性が否定できず、医学的によくないと考えていますので、テフロンビーズなどを含むヒアルロン酸は使用しておりません。コラーゲンやヒアルロン酸は最終的には吸収されなくなってしまいますが、逆にとても安全と考えています。

ヒアルロン酸を注入して眼袋をつくる。

内田ゆきのような下瞼(したまぶた)にしたい、と希望される方がいます。ただ、これがまた似合う人と似合わない人がいます。これをお手軽に作る方法がヒアルロン酸を注入してみるという方法です。手術によるたるみ取りで余分なたるみはとれたけど、眼の下のこじわが、、、という方にも目袋を作ってやるとこの小じわがのばされて若い印象を与える事があります。

ボトックスを両頬に注射してちょっと小顔になる

いわゆる下膨れ(しもぶくれ)の顔の方に、咬筋というあごの筋肉が発達しすぎている人がいます。こういう方の場合にはボトックスをこの筋肉に注入し、筋肉をすこし萎縮させると、ちょっとほっそりとした印象を作る事ができます。もちろん、効果は一時的で半年~1年弱で徐々に効果がきれていきますが、両頬を手で触れてみて、歯をかみしめた時にはっきりと「もこっ」と両頬が盛り上がる人はこの治療の適応があると考えられます。動きジワの治療の際のボトックスの使い方とはちょっと異なりますが、廃用性萎縮という現象です。寝たきりのご老人の足が非常に細いことを思い浮かべて見られると想像がつくかと思います。
  輪郭に対する効果が出現するのには3週間から1ヵ月ぐらいかかります。1ヵ月ぐらいかけてゆっくり筋肉が痩せていきますので、周囲からみても自然です。注射後3週間から1ヵ月ぐらいの時点で評価を行い、必要であれば追加の注射を行います。
どれも基本的には注射ですので、全く痛くないというわけではありませんが、あっという間に終わってしまう治療です。さらに、麻酔の貼り薬を事前に貼って針の刺入時の痛みをとってから行っています。
  また、針のあとがちょっとあかくのこったり、ときどき細い血管にあたってしまうと、微妙な内出血斑が残りますが1週間ほどで必ず、消えますのでご心配いりません。

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